仮想通貨、せっかく買うのであれば、値上がり前のタイミングを狙って購入したいですよね。
でも、タイミングを読むのは簡単ではないです。
- チャートの勉強が必要
- 指値で指定しても、買えるか分からない
- そもそも値動きの予測が不可能(いつ底値か分からない)
- 暗号資産取引所FTX破綻のような突然の出来事による冬の時代の到来
大手取引所の破綻は想定外。
もはや暗号資産、値動き読むの無理な気がしてきた。
買うタイミングが全く分からないよー。
このような悩み持ってる方、多いと思います。
暗号資産業界は、伝統的資産(株や債券など)の業界と比べると、まだまだ業界自体が未成熟。
今後、規制が厳しくなれば、もう少し価格は安定してくると予想はできます。
だた、それまでは、まだまだボラティリティ(Volatility:価格変動のこと)が大きい資産クラスであり続けるハズ。
となると、一般人は、値動きを読むことはほぼ不可能。
それならいっそのこと、『何も考えずに毎日買う』も戦略になります。
仮に価格変動が大きくても、『毎日買えば、取得価格は平均化』されます(ドル・コスト平均法)。
高値掴みのリスクは抑えつつ、ほったらかしで保有量を増やすための有効な手段です。
今回は、私が積み立てている『コインチェックつみたて』の実績(4か月目)の紹介です。
暗号通貨のつみたてを検討している方の参考になると思います。
実際の運用状況に触れてみて、つみたて運用を始める検討材料にしてください。
目次
暗号通貨│直近の値動きについて
2022年11月のビットコイン(BTC)の値動き
ビットコイン(BTC)の11月の値動きは、以下の通りでした。
2022年11月は、取引高で世界のトップ3に入っていた大手暗号資産取引所のFTXが破綻。
破綻の経緯は、ざっくり以下の通り。
FTX社は、FTX自身が発行する『FTT』(FTXトークン)を、アラメダ・リサーチ社(投資会社)に提供していました。
アラメダ・リサーチ社とは、FTX社の創業者らのグループ会社(投資会社)です。
アラメダ・リサーチは、保有する『FTT』(FTXトークン)を担保にFTX社から資金を借り入れて、これを元に会社を運営。
この不透明な資金のやり取りに気づいたのか、はたまた急成長したFTXに対して、競合潰しにかかったのか。
11月7日、世界最大級の暗号資産取引所であるバイナンス社が、保有している『FTT』(FTXトークン)は全て売却するとの報道がありました。
その後、『FTT』(FTXトークン)の価格は急落。
『FTT』(FTXトークン)の価格急落や、FTX社の不透明な資金に関する事実が明るみになるにつれ、今度は顧客がFTX社(FTTの発行元)から資金を引き出す取り付け騒ぎが発生。
最終的にFTX社は、11月11日に米連邦破産法11条の適用を申請。
バイナンス社が、『FTT』(FTXトークン)売ると言ってから、1週間足らず!
この出来事を受けて、仮想通貨への不信感から、仮想通貨が全体的に下落。
当然、ビットコイン(BTC)も影響を受けて下落しました。
2022年11月のイーサリアム(ETH)の値動き
イーサリアム(ETH)の11月の値動きは、以下の通りでした。
見てもらえば分かりますが、ビットコイン(BTC)と全く同じ値動きですね。
イーサリアム(ETH)も、FTX社破綻の影響を受けて、大きく下落しました。
コインチェックつみたて│実績・結果を公開
コインチェックつみたて│設定内容
現在のつみたて設定は、以下の通り。
- ビットコイン(BTC)│月10,000円(毎日、約333円)、2022年8月~
- イーサリアム(ETH)│月10,000円(毎日、約333円)、2022年9月~
これまで説明してきたように、暗号資産(仮想通貨)は、値動きが激しいです。
私は取得価格をできるだけ平均化してリスクを抑えるため、『毎日つみたてプラン』を選択中。
コインチェックだと、
- 『毎日つみたてプラン』
- 『月イチつみたてプラン』
から選べるのがいいですね。
仮想通貨は値動きが激しいです。リスクを抑えるなら、購入単価を平均化するため『毎日つみたてプラン』がおススメです。
ちょっと冒険して、より大きなうねりを取りたい場合、『月イチつみたてプラン』がおススメです。
コインチェックは一度つみたて設定すれば、あとは勝手に銀行口座から引き落としてくれます。
他の取引所には無い特徴です。
ほとんど何もしなくてOK!
FTX社破綻とか見てると、恐ろしくて淡々と購入なんて無理。
その点、勝手に口座から引き落としてくれるコインチェックつみたてだと、感情に左右されなくていいよね!
完全放置はNGです。余裕資金で買うことは必須で、あまりに想定とかけ離れた場合には早めに対処しましょう。
コインチェックつみたて│4か月目の実績と結果
さて、4ヵ月目の実績は、以下となりました。
ビットコイン(BTC)
- 購入額:40,000(JPY)
- 評価額:32,835(JPY)(0.01409432BTC)
- 損益:-7,165(JPY)(-17.9%)
イーサリアム(ETH)
- 購入額:30,000(JPY)
- 評価額:25,762(JPY)(0.14934858ETH)
- 損益:-4,238(JPY)(-14.2%)
ちなみに、コインチェックつみたて、買うことになる場所は、スプレッド(手数料)のある『販売所』です。
手数料無料の『取引所』ではありません。
手数料は、公式ページより、0.1%~4.0%程度となっています。
『販売所』はスプレッド(手数料)が含まれているため割高です。買った瞬間から手数料(スプレッド)分が引かれるため、いきなりマイナスからのスタートになります。
同じ額『取引所』で買った方が、コスト安そうだね。
ただ、FTXの件もあったし、値動き気にせず自動でつみたてされる方がストレスフリーかなー。
取引所だと、ある程度まとまった金額も必要になるからね。
あと、四六時中チャート見る時間もないし。
スプレッド分は『代行手数料』と割り切ってるよ!
銀行口座の引き落としからコインの購入まで自動だし、ほったらかしのメリットは大きいよね!
コインチェックつみたて│つみたてを利用している理由
私が仮想通貨のつみたてをしている理由は、以下です。
- チャートを気にしなくて良い(チャート見る時間が勿体ない)
- 数年単位で売る気がない(ガチホ)
- 高値掴みしたくない(ドル・コスト平均法が使える)
- 大量に買う予算が無い(暗号通貨はあくまでサテライト)
- 手数料(スプレッド)を差し引いても、将来価値が上がると思っている(大企業が続々Web3.0に参入している)
- 一度設定すれば、あとは完全放置でOK(ただの面倒くさがり)
- 暗号資産(仮想通貨)で『人生一発逆転!』までは狙っていない(撤退しない方が大事)
あー、分かる!
チャート見て買ってると、気になって仕方ないもんね!
気づいたら、1~2時間くらい簡単に時間溶けてるし!
インデックス投資のドル・コスト平均法と同じ戦略だね!
設定したら、10年後の値上がりを期待して、月1回確認するだけ!
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は、将来値上がりを期待して購入してます。
ただ、時間を分散させた積立なので急速に増えることはありません。
その代わり、大きく損することもほとんど無い購入スタイルなので、気長に積み立ててます。
今月は残念ながらマイナスに転じましたが、今後も随時、実績の報告していきます。
暗号通貨のつみたてを検討している方の参考になれば嬉しいです。
まとめ│暗号通貨はコツコツ積み立てて保有量を増やそう
これまで見てきたように、仮想通貨は値動きが激しく、チャートは思うように読めません。
毎月1回、底値で買おうと思っても、ほぼ不可能。
何なら、2022年11月は、たった1社のずさんな経営実態の問題が、暗号資産業界全体のリスクととらえられて下落しています。
であれば、読めないものは読めないと割り切って、毎日コツコツ積み立てていく方法もアリです。
むしろ、その方が、大きな値上がりは期待できないけど、高値掴みすることも無いです。
暗号通貨を買うタイミングが読めずに、なかなか買えない方!
コインチェックで、こつこつ積み立ても一つの手段だと思います。
暗号通貨は値動きが激しいです。
無理の無い範囲で、自己責任でお願いしますね!
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